春高で活躍した選手たちは今何してるんだろう?
今回はこんな疑問を解決するための記事です。
高校バレーファンにとって春高バレーは、一年で最もワクワクする大会ですよね!
今全日本で活躍する選手もそうでない選手も含め、
かつて高校バレー界のスターとなった選手たちの現在をまとめてみました!
目次
【東洋高校】柳田将洋
まずは東洋高校の柳田将洋選手です。
■名前:柳田将洋(やなぎだまさひろ)
■生年月日:1992年7月6日
■身長:186センチ
■最高到達点:335センチ
■ポジション:アウトサイドヒッター
■経歴:東洋高校⇒慶應義塾大学⇒サントリー⇒ビュール⇒ルビン⇒ユナイテッドバレーズ
■春高最高成績:2010年優勝
柳田将洋選手の高校時代

2010年に春高優勝を果たしており、その爽やかな容姿と圧倒的なプレーで大活躍しました。
186センチとバレー界の中ではトップクラスの身長ではありませんが、
高校生離れしたサーブやキレのあるスパイクを武器に世代NO1プレーヤーに君臨していました。
また、春高優勝当時は現在全日本のセッターでもある関田選手ともチームメイトであり、
全日本メンバー2人を擁するチームということで、当時の東洋高校の強さが伝わってきますね。
柳田将洋選手の現在

皆さんご存知の通り、現在は全日本の中心人物となっておりキャプテンまで務めています。
高校時代から武器にしていたジャンプサーブは、世界にとっても脅威となっていますね。
世界レベルでは小柄と言われる身長でも、サイドアタッカーとして活躍できるのはすごいです。
また、現在はドイツ・ブンデスリーガ1部のユナイテッド・バレーズに所属しています。
最近は海外に拠点を移す選手も増えてきており、柳田選手もその一人。
「マサ」の愛称で現地で愛され、しっかりと中心選手として活躍しています。
試合MVPなども受賞しており、異国の地でも今後の活躍が期待できますね♪
【東亜学園】山本湧
2人目は東亜学園の山本湧選手です。
■名前:山本湧(やまもとゆう)
■生年月日:1992年9月9日
■身長:180センチ
■最高到達点:330センチ
■ポジション:セッター
■経歴:東亜学園高校⇒専修大学⇒サントリー
■春高最高成績:2011年優勝
山本湧選手の高校時代

山本選手は東亜学園のセッターとして、2011年に春高優勝を果たしています。
セッターとしてのトス技術ももちろん高いレベルだったのですが、
超攻撃型セッターとしてツーアタックなどでも観客を魅了していました。
当時の東京は先述した柳田選手率いる東洋高校が第一代表として春高出場しており、
東亜学園は東京第二代表としての出場でした。
しかし、見事にトーナメントを勝ち上がっていき、決勝では西の横綱・鎮西高校を撃破しています。
また、柳田選手と同じく彼も端正なルックスだったため、
イケメンセッターとして女性ファンも多いプレーヤーでした。
山本湧選手の現在

山本選手は東亜学園卒業後、専修大学に進学した後にサントリーサンバーズに入団しています。
Vリーガーになったわけですね。
黒鷲旗で優勝するなど、サントリーでも中心選手として活躍していました。
しかし、第二の人生を歩むということで、2020年3月に惜しまれつつも引退を発表しました。
まだまだ現役バリバリで活躍できる選手だっただけに寂しいですね…
第二の人生での活躍を期待しましょう!!
【星城高校】石川祐希
3人目は星城高校の石川祐希選手です。
■名前:石川祐希(いしかわゆうき)
■生年月日:1995年12月11日
■身長:191センチ
■最高到達点:351センチ
■ポジション:アウトサイドヒッター
■経歴:星城高校⇒中央大学⇒モデナ⇒ラティーナ⇒シエナ⇒パドヴァ
■春高最高成績:2013・2014年優勝
石川祐希選手の高校時代

石川選手は星城高校時代に2013〜2014年のタイトルを全て獲得しています。
星城高校の「奇跡の世代」と言われる黄金期で、高校6冠という前人未到の記録を打ち立てていますね。
春高でも圧倒的な高さ・速さ・テクニックで驚異的な得点率だったのが印象深いです。
世代NO1プレーヤーとして全チームに徹底マークされる中、どの試合においても得点を量産しており、
当時から「日本バレー史上最高の逸材」の片鱗を見せつけていました。
石川祐希選手の現在

石川選手も柳田選手と同じく全日本の中心メンバーとして活躍していますね。
星城高校卒業後は中央大学に進学し、現在はイタリア・セリエAのパッラヴォーロ・パドヴァに所属しています。
石川選手はパドヴァ以外でも何度かイタリアでのプレーをしています。
シエナというチームでプレーしていた当時は、全試合スタメン出場・376得点という結果も残しており、
そのような過去の実績も含め、イタリア国内での石川選手の評価は高いようです。
全日本でも不動のエースとして君臨しているので、
イタリアで培ったものを全日本の舞台で全て発揮していってほしいですね♪
【東福岡高校】金子聖輝
3人目は東福岡高校の金子聖輝選手です。
■名前:金子聖輝(かねこまさき)
■生年月日:1997年10月23日
■身長:190センチ
■最高到達点:337センチ
■ポジション:セッター
■経歴:東福岡高校⇒JT
■春高最高成績:2015・2016年優勝
金子聖輝選手の高校時代

金子選手は東福岡高校時代に2015〜2016年に春高連覇をしています。
当時はサイドのエースポジションとして、高さのあるスパイクを武器に活躍しました。
当時の東福岡高校は攻守のバランスが非常に整っており、ブロックやレシーブもかなり鍛え抜かれていました。
また、2014年春高においては、準決勝で王者・星城高校と激突しています。
セットカウントこそ3-0だったものの、最終セットは34-32という激戦を繰り広げました。
そこで星城・石川選手のエースとしてのすごさを目の当たりにしたことで、
その経験をバネにして、翌年・翌々年の春高連覇につなげたという熱いエピソードもあります。
金子聖輝選手の現在

金子選手は高校卒業後はすぐにVリーガーとなり、現在もJTサンダーズ広島に所属しています。
驚くべきは高校卒業後はすぐにセッターに転身したという点です。
彼の実力であればスパイカーでも活躍できたとは思いますが、
元々小学校時代や高校ユースでセッターをしていたこともあり、本人はセッターを選択しています。
JTにはセッター一本でやってきた深津選手がいる中、常にスタメン出場は難しい状況ですが
徐々に出場機会も増えており今後の活躍がますます楽しみな選手ですね!
春高での活躍を知っている選手がその先のステージでも活躍すると嬉しいですよね♪
Part2として2017年以降の選手も紹介しているので、そちらもごぜひ覧くださいね!
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